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リフト飯のすすめ

スノーボード、DIY。好なことをカタチにします。

リフトに乗るときにハイバックをたたむ理由とたたみ方について。初心者に知って欲しいリフトに乗る前にやること。

今日はハイバックが壊れてから交換するまでの話です。ハイバックもたたみ方によっては危険なのでこれついても触れますよ。知っておけばスケーティングで転ぶ確率が少し減りますよ。

 

目次

 

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リフトに乗るときにハイバックをたたむ理由

さっそく理由を書きます。

・リフトと地面の間にハイバックが挟まって壊れることを防止する

・尻もちついたらそこはハイバックだった、という悲劇を避ける

後者が起きた場合、本当に笑えないらしいですよ。千年地獄。

私の場合は前者でした。こっちもあんまり笑えませんでしたが結果的になんとかなったので記事にします。

 

ハイバックが壊れるまでの経緯

1日に何回リフトに乗れるのかという記録に挑戦していたときのことです。

ハイバックをたたむ時間も忘れるほどに、リフトに乗るのを急いでおりました。いそいそとリフトに腰掛けると、今までに感じたことのない“板が引っ張られる感”がありました。そして、次の瞬間、バキッ!という音が。この瞬間、確信しました。

ハイバックオワタと。

リフトを降り、テール側のハイバックを確認してみたところ、見事にハイバックは破壊されておりました。

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赤丸内のものは見えてはアカンやつです。本日終了。どうやって降りようか、見なかったことにしようか、とかしばらく考えていましたが、とりあえず見えてはアカンやつを収めるべき場所に戻し、試しにそのまま滑ってみることに。

おかしい。そんなはずはない。普通に滑れる(笑) 以外にもハイバック破壊の影響は少なく、その後、普通にスノーボードを楽しみました。

普通に滑れた理由としては、ブーツを装着したとき、壊れた部分をブーツで押さえることになるためだと思います。

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おそらく、BURTONはここまで見越してハイバックを設計していますね。おそるべし。

 

 修理に挑戦してみる

BURTONのバインディングは部品単位で注文できます。スノーボードショップなどの代理店にお願いすれば、交換部品の購入が可能です。

ただ、これだと面白くないので修理に挑戦してみます。

あらためて状態を確認する。

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ハイバックの角度を調整するナットの“受け”の部分が破損しているようです。

この“受け”を接着して通常の使用に耐えられるようにできないものか。

ちなみに、ハイバックの素材はナイロンのようです。使用環境から推測するに、この“受け”もナイロンの可能性が高そうです。

ホームセンターに行ってナイロンに使えそうな接着剤を見つけてきました。セメダイン スーパーXです。

こちらは、ゴム系の接着剤で、金属・ゴム・ガラス・ナイロンの接着に使えます。

また、大気中の水分を吸って硬化する性質があり、水に濡れる環境にも強いです。

さらに、硬化後もゴムの弾力をキープするので、衝撃が加わるような場所にも使えます。

 

というわけで、接着してみます。

くっつけたい部分にだけスーパーXを付けます。ねじ山に付いてしまうと調整機能が失われてしまうので慎重に。

貼り付け、24時間以上放置します。

 

十分に硬化したところで実際に滑ってみます。

1日目、2日目は問題なく使用可能。

3日目の途中、接着したところが剥がれていることを発見。滑走中は特に不具合はなく、リフトを降りてバインディングを装着するときになんとなく見てみたらはがれていたという状態。

 

接着剤の状態を確認。ツメでカリカリすると接着剤がはがれます。

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どうやら、スーパーXでもガッチリと接着することは出来ない様子。うーん参った。

 

再度壊れた部分に接着剤をつけて修理を試みてみる。前回よりも接着剤マシマシでした。もうねじ山に接着剤ついてもいいや。ですがやはり数日で剥がれました。

スーパーXでも接着できないのか。もしかしてナイロンじゃないのか?と思い、検証として、ナイロンの結束バンドをスーパーXで接着し、24時間後に剥がしてみる。

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それなりにくっついていましたがやはり剥がれました。接着剤をツメでカリカリするとこちらも剥がれます。ハイバックの“受け”に付いた接着剤を剥がすときと感触がよく似ています。”受け”の素材はたぶんナイロンなんだろうけど、スーパーXはナイロンだめかぁ。

  

修理を諦めて部品を注文してみる。

どうやらこの方法では修理不可能な様子。

この状態で滑り続けるのもいかがなものなので、スノーボードショップでハイバックを注文し、自分で交換しました。お値段は8~9千円だったかと思います。

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ヤフオクなどでも探しましたが色が合うものがありませんでしたね。黒は流通量が多いようなので、同じバインディングを長く使うつもりなら部品の入手性が良い黒を選ぶのが無難なようです。

 

正しいハイバックのたたみかた

意外と語られないハイバックのたたみ方についてです。

オススメのたたみ方を書いておきます。

ずばり、アンクル&トゥストラップをハイバックとベースプレートに挟み込むようにすると良いと思います。

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↑オススメのたたみ方。ハイバックの下にストラップがあります。ストラップは締めても締めなくてもどっちでもいいと思います。

ストラップを締めずにハイバックをたたむとアメリカナイズなサンドイッチを作っているような感覚になりますけど、特に問題はなさそうなのでその辺りは好みのレベルではないかと。

このたたみ方によって以下の問題を回避できます。

・ワンフット時にアンクルストラップがデッキパッドの上に来て邪魔になる

・スケーティング時にフロントサイドにはみ出たハイバックに足を引っ掛けて転ぶ

ということを防げます。

 

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 ↑オススメのたたみ方を別角度で。ハイバックは板からほとんどはみ出てない。

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↑おすすめしないたたみ方。ハイバックが板から大きくはみ出ている。これだけ出てたらスケーティング時に足引っ掛けますよね。

 

ゲレンデでいろんな人のハイバックのたたみ方を観察してみると、上記のたたみ方以外には、

・ハイバックをたたみ、その上からストラップを締める

・ハイバックはたたむけどストラップはぶらぶら

というたたみ方をしている人をみます。(ハイバックたたんでない人も多いですね)

私が知る限りでは、ハイバックをたたんで下さい、という人は多いですが、ハイバックを完全にたたむと足を引っ掛けるので危ないのでアンクルストラップを挟むようにハイバックをたたんで下さい、という人はいません。なぜでしょうね。説明がくどいからでしょうか?

 

まとめ

・リフトに乗るときはセオリーどおりハイバックをたたみましょう

・アンクルストラップを挟むようにハイバックをたたむとより安全

・今回のような壊れ方なら、滑走への影響が意外と少ない(!)

 

壊れたバインディングで滑走することは全くもって褒められたものじゃありませんし推奨しませんが、個人的にはとても面白い発見でした。

今回は以上です。それでは安全なスノーボードライフを!

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