スノーボードの盗難対策やってる?
ニューボードを買ったら是非やりたいこと。それは盗難対策です。
もしも板を盗まれたら、板以外にもその日のための準備の時間や盗難届けを出す時間などを失うことになりますよね。想像するだけでテンション下がります。
そうなる前にやっときましょう、盗難対策。
ということで、私が知る限りですが盗難対策を紹介します。
目次
雪山に行く前の対策
ステッカーチューン
チューンとかいってますけどステッカーを貼るだけです。
ステッカーはダサいほどに防犯効果高いと思います。
何をもってダサいかは人それぞれのセンスがあるので何ともいえませんが、楽天かAmazonで「スノーボード ステッカー かっこいい」で検索して出てきたものから選べば間違いないと思います。
盗まれたときは剥がされる可能性大ですが、剥がすのも面倒なので盗まれにくいだろうと。
貼ったら写真を撮っておきましょう。(もしも盗まれたらSNSで拡散するため&警察に届けるため)
剥がされるだろうけど、一応は。
ダサくしたくない方は、ゴーグルやバインディングを買うとステッカーがおまけで付いてくることがあるので、これらのステッカーを貼ればよいと思います。
自分が使っているブランドのステッカーを貼るとファッション的にもまとまり感が出るのでオススメです。
どこに貼ればかっこよくなるか?これはその人のセンスです(笑)。デッキのデザインとエッジからの距離(余白)を合わせるとナチュラルかなと思います。
例えば、デッキに斜めのラインがあれば、
・このラインに平行に、かつ、
・ラインからの距離とエッジからの距離を合わせる
という具合です。
デッキに汚れが付いていない状態ほど貼りやすいので、板をおろす前に貼ると手間が少ないですね。
派手な色のバインディングを選ぶ
他人と被りにくい色にすることで盗みにくくなるかと。
また、盗難直後であれば遠くから発見しやすいので奪還の可能性がわずかに残ります。
こういうのとか
こういうの。
もしも盗まれたとしても、監視カメラで見つけやすいので犯人の特定が比較的容易です。
また、珍しい色はネットオークションで発見しやすいですね。
製造番号も控えておきましょう。(シールかプリントによる印字で書いてあることが多い)
派手な色のデッキパッドを貼る
考え方としては上記のバインディングと同じですね。
バインディングより目立たないので効果は低いですが、その分派手な色にチャレンジしやすいですね。
板の写真を撮っておく
これは盗難対策ではなく証拠として。
盗まれた板をネットオークションや中古品販売店で発見した際の証拠になります。もしも盗まれたらヤ○オクとメル○リをチェックしましょう。あとはハード○フ。
板に特徴的なキズが出来たらこれも撮影しておきましょう。(キズの位置と形がわかるように)
板のシリアルNo.を控えておく
こちらも盗難対策ではありませんが。
もしも盗まれたら、犯人が自分で使うことも考えられるので、写真とシリアルNo.を知人・友人に知らせておいて、ゲレンデでそれっぽいギアがあったらチェックしてもらうようにお願いしましょう。
Twitter・Facebook等のSNSで拡散してもらうのも効果があるかと思います。スノー界隈は意外と狭いので。
痛板にする
痛板とは、アニメキャラが印刷された板のことです。
これをするとブランドも機種も分からない場合が多いので、そもそもターゲットにされにくいと考えます。
個人的な意見ですが、盗難対策のために痛板にするのは言い訳としてはいささか苦しいと思いますね(辛口)
ゲレンデでできる盗難対策
ワイヤーロックをする
これはかなり効果が高いんじゃないかと。
なぜなら、ゲレンデではワイヤーロックすらしてない人が大半だから。
盗人は盗みやすい板から優先して狙うでしょう。
事実、警察の方の話ですと、盗難届けを出した人に共通しているのは、「盗難時、ワイヤーロックはしていなかった」とのこと。
それは『ワイヤー錠等は実施していなかったこと』です。現に、相当数の届出があるとおり
— 岐阜県郡上警察署 (@gp_gujo) 2018年2月11日
○まさか自分が盗まれるはずがない
○少しの間なら大丈夫(わずか10分の間という例もあり)
など油断は禁物です。防犯措置への配慮を是非ともお願いします!
※情報提供等捜査へのご協力もお願いします。
これは私の推測ですが、盗難被害の9割以上はワイヤーロックもせずに板から離れた状況で発生しているのではないかと。
ワイヤーロックはスノーボードのみならず、旅行先で置き引き対策や自転車の簡易ロックにも使えるので意外と使い道はあるんですよね。
ウェアのポケットに入るので邪魔にもなりませんし。
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ワイヤーロックには1つ弱点があります。それは無理やり破壊することができるということ。工具を使えばイチコロです。
ここまでして盗む人がどれほどいるのか、という疑問がありますね。
工具を持って滑るのは危ないですし、ここまでやるのは常習犯でしょう。
駐車場に近い板置き場ではこの手口が使われる可能性はあると思います。
より丈夫で工具で破壊されにくいセキュリティとして、チェーン+シリンダー錠があります。
これなら簡単には破壊できません。
ホームセンターで600円くらいでそろえることが出来ますが、重いのが難点ですね。
トイレはセンターハウス以外を使う
センターハウスは駐車場まではアクセスが良いので比較的狙われやすいので、駐車場から遠いトイレを使うことをオススメします。
具体的にいうと、コース中腹などに設置されたレストハウス内のトイレです。
安い板で登り、高い板を盗んで降りるという窃盗パターンもあるので、これで100%防げるわけではありません。
これも盗人のモチベーション次第ですね。
休憩時、自分で見える場所に板を置く
いつでも出来るわけではありませんが、出来るならばやって損はないかと。
そのためには自分の板が見える席を確保する必要がありますが、レストハウスが混雑する時間帯は難しいです。
特に混雑する時間帯はおおむねAM11時~PM1時ですので、お昼休憩をずらすのも手です。
休憩時、監視カメラの前に板を置く
防犯効果はもちろん、盗難にあった時の証拠にもなります。
派手なバインやステッカーが貼ってあると効果大です。
その他
盗難の少ないスキー場を選ぶ
そもそもの話ですね。
私のホームゲレンデ(奥美濃ではない)でも、場内アナウンスで「**の板を間違えて持っていかれたお客様~~~~!」という放送をよく聞きます。
これは板の盗難が発生したのでしょう。
例えば、岐阜だと奥美濃地域のスキー場で窃盗被害が多いと聞きます。
ホームゲレンデでどのくらい窃盗が発生しているのか、インターネットや仲間ネットワークを通じて把握しておきましょう。
まとめ
・ステッカーやバインの色などで特徴のある板にする
・板から目を離さない or 監視カメラのある場所に置く
・ワイヤーロックをする
これさえやっておけば万全、という対策は残念ながらありませんが、上記の対策を複数実行すると防犯効果は相乗的に上がります。
特に、ワイヤーロックは手軽にできて高い防犯効果が期待できるのでオススメです。
そして、これらの方法はありきたりではありますが、実際どれほどの人が実行しているのでしょうか?ゲレンデを実際に見てみると何も対策せずに板を置いてる人が9割です。これでは盗難は無くなりません。
また、考え方として、周りよりセキュリティレベルを少し上げる、というものポイントです。
これにより、所有者は防犯意識の高い人だぞ、と盗人に対してプレッシャーを与えることができるからです。
そして「どんなに対策をしても盗まれる可能性はゼロではない」という意識を常に持つことが何より大切でしょう。
セキュリティは常にイタチゴッコですからね。
今回は以上です。それでは、良いスノーボードライフを。
P.S.
余談ですが、ステッカーチューンとデッキパッドをどうしようか考えていたら盗難対策のことを忘れて楽しくなってきました。
道具を自分好みにすることで愛着がわき、防犯意識の向上にもつながるのではないでしょうか。
これって大切なことかも。