小雪、暖冬、コロナとスノーヤーにとって我慢が多かった19-20シーズンも終わり、板の片付けついでにメンテナンスを行いました。
今日は愛機の一本であるGRAY DESPERADO ti Type Rのデッキのメンテナンスを行った時のことを記事にします。
この板のデッキに貼られているのは、ソールの素材と同じシンタードです。
メーカー曰く、これが制振材となり滑走時の安定性が向上するとか。
実際にどれだけの効果を発揮しているのかはわかりませんが、紛れもなく抜群の安定性を誇る板です。
多分15-16モデルで、今までデッキのメンテナンスはほぼやっていません。
現状、こんな感じ。
(部屋がめちゃくちゃ散らかっているので編集してます笑)
うっすら傷が付いていることと、何となくぼんやりした色味に感じます。
うっすらとV字のシルエットが見るかと思います。
これがメタル素材がサンドされている部分です。
さりげなく「メタル、入ってますよ」という感じがゾクゾクするのです。
それにしてもバインの取り付け跡が目立ちますね。
年を追うごとに白っぽくなってしまっているので少しでも綺麗にしたい。
表面の汚れと、酸化(?)、毛羽立ち、バインディング取り付け跡が綺麗になれば良いかな。
まずは、表面をサンドペーパーでサンディングしていきます。
#100で磨きます。
状態変化を見るために左側半分のみ磨きます。
下の写真は下半分が磨いた部分です。
この写真では右半分が磨いた部分です。
写真だと分かりにくいですが、研磨したことでV字の影が薄くなったような。
あと、サンドペーパーの目詰まりが凄いです。水研ぎに切り替えます。
風呂場で作業。
目詰まりなく作業が可能になりました。
ある程度研磨が出来たところで乾燥させて状態を確認します。
左側半分が研磨済み。
ちょっとアップで。
すっかりメタルの影が消えてしまっています。
サンディングによる毛羽立ちが原因かも。
左側をスクレーピングしてみます。
メタルの影がくっきりと浮かび上がってきました。
この方法で良さそうなので、右側も同様にサンディング→スクレーピングします。
そして仕上がったのがこちらです。
お、おう…。
あれ、デスペRってこんな板だったっけ?笑
というくらい以前と違う雰囲気になってしまいました。メタルのシルエットがめちゃくちゃ強調されています。ちょっと恥ずかしい。
でも、、、見慣れてくると、、、これも悪くない。
仕上げにプレクサスというプラスチック保護剤を塗布して仕上げしました。
スクレーピングしなくても、400番くらいのサンドペーパーで研磨すればメタルのシルエットをあまり強調せずに仕上げることもできるかと思います。
今回はまあこんな感じで終わりたいと思います。
この方法が参考になれば幸いです。それではまた!