前回に続き、足の甲と小指の痛みに有効な対策法です。
前回と違い、ゲレンデで気楽に試せるものばかりです。
私の経験に基づくものなので、同じ境遇の人には有効だと思います。
目次
- 紐を締める前にちゃんとブーツを履く
- ブーツのつま先側の紐を緩めに締める(クイックレーシングタイプの場合)
- バインディングのストラップの取り付け位置を変える
- リフトに乗る前に前足のアンクルストラップ&トゥストラップを緩める
- リフトの足置きは使わない(フットレスト付きリフトの場合)
紐を締める前にちゃんとブーツを履く
カカトをちゃんと奥(後ろ方向)へ収めた状態で紐を締めます。基本ですね。
紐を締める前にカカトをトントンします。こうすることでカカトの位置が決まり、インナーの紐が少し緩くてもカカトが浮かなくなる。結果、インナーからの当たりが減り、痛みが減る。
ブーツのつま先側の紐を緩めに締める(クイックレーシングタイプの場合)
小指の痛みにかなり有効。1と相反する部分もあるので、ちょうど良い締め具合を探して欲しいです。
BOAにはない、クイックレーシングタイプのメリットここにあり。クイックレーシングタイプのブーツを履いている人は是非試してみて欲しい。
私の場合ですが、かなり緩めでも滑走に問題はありませんでした。フィーリングも一緒。何も変わらない。というか、滑走中に紐のロックが外れていたことにも気がつかなかったですね。つま先側の紐、なくてもいいんじゃね?
バインディングのストラップの取り付け位置を変える
足の甲の痛いところを締め付けないように、ストラップの位置を変える。
スキー場のレンタルショップでも+ドライバーを貸してくれると思いますので、ゲレンデで試しながらできます。
リフトに乗る前に前足のアンクルストラップ&トゥストラップを緩める
足の甲、小指の痛みに大変効果が高い対処法です。ラチェット1つ緩めるだけでだいぶ楽になります。
著者の場合、トゥとアンクル共に2つ緩めています。
ある程度滑りなれている人だと、
リフト待ち時間+リフト乗ってる時間 > 滑走時間
であることが多いと思いますので、滑走時以外はなるべく緩めて楽になりましょう。ただし、緩め過ぎるとリフトを降りるときに転びやすくなりますので、様子を見ながら緩めてください。
リフトの足置きは使わない(フットレスト付きリフトの場合)
通常、リフトに乗っているときが一番足の痛みが増しますね。スノーボードを足にぶら下げてることが原因だと思ってフットレストを使いたくなります。ですが私の経験上、フットレストを使うとむしろ痛みが増してきます。
なぜこうなるのか理由はよくわかりません。
以上5つの方法をご紹介しました。
残念ながら、これらを全て駆使しても痛みが完全になくなるわけではありません。でも、手軽で即効性が高い方法なので、ブーツを潰す前にまず試してみてほしいですね。
それでは、よいスノーボードライフを。