初めてホットワックスをやる場合、道具をそろえる必要があります。
こういう時に決まって考えるのが、代用品はないか、ということ。
身近なものでスクレーパーに似たものといえばなんだろう?
ぱっと思いついたのは定規でした。そこで今回は、スノーボードにホットワックスをかける場合、スクレーパーの代用として定規は使えるのか、というテーマです。
目次
はじめに
大抵のプラスチック定規はアクリルで出来ているので代用は可能だと思われますが、どの程度の性能が出せるのかが今回の評価ポイントです。
ということで、定規をスクレーパー代わりに使ってみました。
手持ちの定規のサイズは、およそ160×30×2 mmです。
事前にホットワックスをかけた板がこちら。
実際にスクレーピングしてみる
これを定規で削ってみる。
削れはする。ですが、ヤスリでスクレーパーのエッジを立てていないので、削る感触は微妙です。
触って感触を確かめてみる。
それなりに滑らかになっています。
チューニングショップレベルまでのレベルまで仕上げることは出来そうにありません。ですが、ソール保護の目的であれば問題はないでしょう。
定規を研いで再チャレンジ
これだけだと、代用できるか充分に評価したとは言えないので、紙やすりでエッジをちゃんと立てて再度挑戦してみましょう。
紙やすりで研いでエッジを立てます。
触ってエッジが立ったか確認。まあまあでしょう。
それでは、エッジを立てる前に削った部分をスクレーピングしてみます。
新たにワックスカスが取れました。手応えも良くなっており、先ほどよりはエッジが立ったことが確認できました。ですが、サイズが小さ過ぎて持ちにくく、作業効率が悪いですね。広いソールをスクレーピングするのはしんどい。
普通のスクレーパーは600円くらいで買えるので、ノーブランドでいいのでちゃんとしたものを買ったほうが幸せになれると思います。
定規でのスクレーピングは早めに見切りをつけるレベルでした。残念。
まとめ
・スクレーパーの代わりとしては定規は使いにくい。サイズ的に。
・ホットワックスをする気があるならちゃんとしたスクレーパーを買いましょう。900円くらいで買えます。(どんなブランドでもいいです)
大きすぎず、小さすぎないサイズのスクレーパーです。厚さは3mmがオススメです。
スクレーピングをすると角が丸くなってくるので、600番くらいの紙やすりで研ぐと良いでしょう。直角とか気にしなくて大丈夫です。

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自分で作っちゃうのもアリかもね